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東海道新幹線の「車内ワゴン販売」終了へ “例のアイス”も買い方変わる

JR東海が、「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売を終了する。これに合わせ、グリーン車などを中心としたモバイルオーダーシステムを11月1日から提供を始める。

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 東海旅客鉄道(JR東海)は8月8日、「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売を終了すると発表した。理由として同社は「静粛な車内環境を求めるご意見、また将来にわたる労働力不足への対応」を挙げる。


「のぞみ号」などで車内ワゴン販売が終了に

 車内ワゴン販売の終了にあわせて、グリーン車などを中心としたモバイルオーダーシステムの提供を11月1日から始める。各座席に設置したQRコードをスマートフォンで読み取ることで、困り事などに関する乗務員の呼び出し、食事や飲み物の注文が可能になるという。


モバイルオーダーを採用

 また、授乳などに利用できる11号車の「多目的室」にも扉にQRコードを設置。スマートフォンから乗務員を呼び出せるようになり、よりタイムリーにスペースを利用できるとしている。


グリーン車向けにスマートフォンを使ったサービスを拡充

 普通車については車内販売がなくなるものの、JR東海では停車駅のホームに設置された自動販売機の拡充で対応する方針。車内ワゴン販売でニーズの高い、ドリップコーヒーやアイスクリームなどのラインアップを増やすとしている。

 車内販売の名物となっている「シンカンセンスゴイカタイアイス」こと「スジャータ アイスクリーム」も、グリーン席からモバイルオーダーで注文するか、事前にホームの自動販売機で購入するかに変わることとなる。

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