ニュース
エレコム、過去発売のWi-Fiルーターに脆弱性 更新期間終了済み、“買い替え”推奨 「力及ばず謝罪しかできない」
エレコムは、過去に販売していた一部Wi-Fiルーターに脆弱性が見つかったと発表した。対象製品は2017年2月以前に発売したもので、いずれもすでにアップデートサービスを終了しており、代替製品への切り替えを勧めている。
エレコムは8月10日、過去に販売していた一部Wi-Fiルーターに脆弱性が見つかったと発表した。対象製品は2017年2月以前に発売したもので、いずれもすでにアップデートサービスを終了している。悪用された場合、攻撃者によって任意のコマンドが実行される可能性があるため、同社は代替製品への切り替えを勧めている。
対象製品は15年9月〜17年2月に発売したエレコムブランドの14製品と、子会社のロジテックが09年10月〜13年5月に発売した12製品。製品発売当時には存在しなかった脆弱性であり、すでにアップデートサービスの期間を終えているため、別の製品への交換(買い替え)でしか対応できないとしている。
エレコムは公式X(元Twitter)アカウント(@elecom_pr)で「本件、力及ばず謝罪するしかできません。誠に申し訳ございません。ご協力の程、よろしくお願いいたします」と投稿している。
関連記事
- Wi-Fiルーターの設定確認ってどこを見ればいいの? 警視庁の注意喚起で困惑の声 バッファローに聞いた
警視庁は家庭用Wi-Fiルーターの不正利用について、「見覚えのない設定変更がなされていないか定期確認」を推奨。しかし、Twitter上では「設定なんていちいち覚えてられない」など困惑する声も。バッファローに具体的な対策を聞いた - 帰省先のWi-Fiルーター、セキュリティは大丈夫? GW中に確認しよう 警視庁も注意喚起
サイバー攻撃への対策を呼び掛けるサイバーセキュリティ連盟は、Wi-Fiルーターへの不正アクセスを防ぐためゴールデンウィーク中に確認すべきポイントを紹介した。 - ハンディファン、猛暑日は逆効果とメーカーが注意喚起 「濡れタオルとの併用を」
手軽に外でも使える「ハンディファン」(携帯型扇風機)は気温35℃以上になると逆効果になるとエレコムが注意喚起した。 - エレコムが“スマホクーラー” 背面をペルチェ素子+小型ファンで冷却
スマートフォンの背面に密着させ、熱くなった本体を冷却するスマホクーラーがエレコムから。ペルチェ素子とファンを搭載。 - エレコム、「7時〜16時」勤務も可能に 育児や副業などに対応
エレコムが勤務時間を柔軟化。新たに「午前7時〜午後4時」「午前7時半〜午後4時半」勤務などが選べるようになった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.