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ハンディファン、猛暑日は逆効果とメーカーが注意喚起 「濡れタオルとの併用を」
手軽に外でも使える「ハンディファン」(携帯型扇風機)は気温35℃以上になると逆効果になるとエレコムが注意喚起した。
手軽に外でも使える「ハンディファン」(携帯型扇風機)は気温35℃以上になると逆効果になる──PC周辺機器メーカーのエレコムは7月31日、X(旧Twitter)上で注意喚起した。「明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」としている。
理由について同社は、米国環境保護庁(EPA)が作成した猛暑対策ガイド「Excessive Heat Events Guidebook」の記述を挙げる。これは「熱指数温度(heat index)が華氏99°f(日本の基準に換算すると気温が35℃、湿度40%以上)を超えるときに携帯用扇風機だけを使用すると、皮膚表面に理想的な体温よりも暖かい空気を吹き付けることによって、身体が反応しなければならない熱ストレスが実際に増加する」という内容。ひいては熱中症の危険も増すという。
ではどうすれば良いのか。EPAはミストとの併用を、エレコムは濡らしたタオルやハンカチとの併用を勧めている。「この暑さはさすがに扇風機だけでは乗り切れません」(エレコム)。
7月31日は朝から全国的に暑くなり、関東地方は1都6県全てに熱中症警戒アラートが出た。
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