夏の理想の働き方は「テレワーク」 6割超が回答 「猛暑なのに出社しかできないのはおかしい」 Job総研調べ
理想の夏の働き方は、テレワーク派が6割超──キャリアや働き方の研究や調査を行う「Job総研」を運営するライボは、そんな調結果を発表した。一方、実際の働き方を聞くと、回答者の68.6%が「出社多め」と答えた。
理想の夏の働き方は、テレワーク派が6割超──キャリアや働き方の研究や調査を行う「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)は8月14日、そんな調査結果を発表した。743人に聞いたところ、テレワークを希望する声は66.3%に及んだ。一方、実際の働き方を聞くと、回答者の68.6%が「出社多め」と答えた。
テレワークが理想の働き方と回答した493人に理由を聞いたところ、「外が暑い」が76.1%で最多に。次点は「移動による汗対策が面倒」と「テレワークの方が快適」が57.8%で並んだ。出社が理想と答えた人に理由を聞くと、「一緒に仕事をするメンバーが出社するから」(40.8%)、「気分転換をしたいから」(30.4%)、「テレワークだと冷房費がかかるから」(26.0%)という声が多かった。
夏の暑さは仕事のやる気減少に影響するか、回答者全体に聞くと「影響する派」が88.8%を占めた(調査期間は7月26日〜31日)。そのうち51.8%の人が「夏バテを起こし仕事に影響した経験がある」と回答した。また、回答者全体に仕事のやる気が最も低下する季節を聞いたところ、「夏」が46.1%で最多となり、2位「冬」(18.6%)に大差をつけた。
夏バテに関して自由記述で意見を聞くと「2023年の夏は異常な暑さなのに出社しか選べないのはおかしい」「女性は特にメイクや汗対策が男性よりも大変だし準備も面倒だと思う」「猛暑なのにスーツでの勤務はつらい。体調に影響が出そう」「出社して体調やパフォーマンスに影響が出るのならテレワークで快適に仕事をする方がいい」などの声が集まった。
調査は、全国の男女(20〜50代)743人を対象にインターネットで実施。
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