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ソニー「α6700」の進化した被写体検出AFを味わう 背中を向けていても大丈夫、セミの顔認識も荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

とうとう出ましたよ。最上位にして最新の「α6700」。先代「α6600」の登場が2019年だったから4年ぶりの新作である。

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 ソニーのミラーレス一眼はもっぱらフルサイズセンサーのα7シリーズが主力で、ここ数年新しいVLOGCAMシリーズが登場し、APS-Cセンサー搭載のα6xxxシリーズはどうしたんだ、あれこそがソニーのミラーレス一眼の伝統を受け継ぐシリーズではないか、と思っていたみなさま、とうとう出ましたよ。最上位にして最新の「α6700」。


フラットな上面+EVF搭載が特徴の「α6700」。α6600より約10gほど軽くなった

 先代「α6600」の登場が2019年だったから4年ぶりの新作である。

 久しぶりの登場で、なおかつα6xxxシリーズは型番と位置づけの関係が分かりづらいので発売日順に並べ、特徴的な差違を表にしてみた。「ZV-E10」はVLOGAMだけど同じ流れに置いていいかと思う。


α6xxxシリーズを発売日順に表にし、特徴的な違いのみを書き入れてみた。α6xxxシリーズを俯瞰するときの参考に

 19年に3機種も出てたのはびっくりだけど、「α6000」から「α6100」「α6200」と順に出てたわけじゃないのだ。

 α6000→α6100がエントリー機。

 α6200は今のところなし(いずれ、エントリー機として登場する予定あり?)。

 α6300→α6400がミドルクラス。

 そしてα6500→α6600→α6700のラインがハイエンド機。

 違いはいろいろあるけど、EVFとボディ内手ブレ補正が特徴的かなと思って表に入れてある。

 そして年代順に並べると分かるのが、背面モニターの変化。2016年までは上90度まで曲がるチルト式、19年には自撮りを可能にした上に180度回るチルト式になり、21年のZV-E10からバリアングル式である。時代の変化を感じますな。

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