ニュース
「東京防災ブック」リニューアル 関東大震災100年で
東京都が「東京くらし防災」「東京防災」の最新版をリリースした。関東大震災から100年を機に内容をリニューアル。近年の被災経験コメントを掲載している他、各種情報も最新のものに更新している。
東京都は9月1日、災害発生時の対応法などをまとめた電子書籍「東京くらし防災」「東京防災」の最新版をリリースした。関東大震災から100年の節目を迎え、内容をリニューアル。近年の被災経験コメントを掲載している他、各種情報も最新のものに更新している。
東京暮らし防災は日常的に取り組める内容を収録したもの。女性や高齢者、障害者などの視点に立った内容にも触れている。東京防災は防災知識を深めるための資料。地域やマンション、職場などより規模の大きい視点で防災や災害発生時の行動について書いている。
電子版はPDF形式か電子書籍(EPUB形式)のものを用意。配布Webサイトでは他にも「マンション防災リーフレット」「感震ブレーカーリーフレット」も公開している。
東京都はこれまでも防災について学べる「東京都防災アプリ」(iOS/Android)をリリースしており、東京くらし防災・東京防災の内容も収録している。
関連記事
- 100年前の今日起きたこと──AIと人力でカラー化した関東大震災の写真、科博で展示
1923年の関東大震災からちょうど100年となる9月1日、国立科学博物館で企画展「震災からのあゆみ─未来へつなげる科学技術─」が始まった。 - 新聞紙一部でご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」、タイガーが発表 防災グッズにも
タイガー魔法瓶は31日、新聞紙が一部あれば、電気がなくてもご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」(KMD-A100)を発表した。価格は1万9800円。 - 日赤「反省している」 AIによる「新証言」で物議の関東大震災企画を中止
日赤は「関東大震災100年プロジェクト」を全面的にとりやめ。ChatGPTを利用し、当時のデータを基に震災の「新証言」を生成するなどの一部企画に批判が集まったため。 - 【番外編】今すぐ備える防災アイテム いざというときのために、これだけは用意しておこう
2月13日の地震で不安を覚えた人は多かったのではないだろうか。ではどんな準備をしたらいいのか、まずは防災アイテムをそろえておこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.