ニュース
AWSのLLM開発支援、採択企業が明らかに サイバーエージェント、マネフォ、PFN、rinna、リコーなど
AWSジャパンが、大規模言語モデル(LLM)開発支援プログラムの参加企業を発表した。応募があった約60社のうち、サイバーエージェント、rinna、Preferred Networks、リコー、マネーフォワード、松尾研究所など17社を採択した。
AWSジャパンは9月4日、7月に発表した大規模言語モデル(LLM)開発支援プログラムについて、参加企業を一部発表した。応募があった約60社のうち、サイバーエージェント、rinna、Preferred Networks、リコー、マネーフォワード、松尾研究所など17社を採択。今後、総額600万ドル規模の利用料補助や、技術支援などを提供する。
対象企業の一覧は以下の通り。ただし発表したのは社名の公開に同意した企業のみ。実際にはもう1社、対象企業がいるという。
- カラクリ
- マネーフォワード
- サイバーエージェント
- ユビタス
- ストックマーク
- Lightblue
- Sparticle
- リクルート
- Turing
- リコー
- Preferred Networks
- rinna
- Poetics
- ロゼッタ
- 松尾研究所
- わたしは
LLM開発支援プログラムは、AWSを使ってLLM開発に取り組む日本の企業・団体をサポートする取り組み。利用料の補助に加え、LLM開発用の計算機リソース確保に向けたガイダンス、AWS上でのLLM事前学習についての技術支援といったサポートも提供する。
関連記事
- AWS、生成AIの活用支援に140億円投資 新プログラム始動
米AWSが、顧客による生成AIの構築・活用を支援するプログラム「AWS Generative AI Innovation Center」を発表。1億ドル(約140億円)を投じ、生成AIによるサービス開発や業務効率化を支援する。 - Amazon決算は増収黒字化 AI活用でAWSや広告が順調とジャシーCEO
Amazonの1〜3月期決算は、売上高は9%増、純利益は黒字となった。AWSと広告が2桁台の成長。ジャシーCEOはAWSに「独自のMLチップ採用でLLMや生成AIを使いやすくすることで顧客関係の構築を優先している」と語った。 - AWS、日本企業のLLM開発支援プログラム 600万ドル規模のクレジット提供、技術サポートも
AWSを使って大規模言語モデルを開発する日本の企業・団体を、コストや技術面で支援する「AWS LLM開発支援プログラム」の応募受付がスタート。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.