ニュース
セブン-イレブンの宅配サービスに、スマホアプリ登場 店舗在庫もリアルタイム反映
セブン-イレブンが一部エリアで提供している商品配達サービス「7NOW」向けに、スマートフォンアプリ「7NOWアプリ」の配信を始めた。店舗在庫をアプリ側でリアルタイムに反映でき、ユーザーインタフェースも実際の売り場を見て商品を選んでいるかのような購買体験を目指したという。
セブン-イレブンは9月5日、一部エリアで提供している商品配達サービス「7NOW」向けスマートフォンアプリ「7NOWアプリ」の配信を始めた。店舗在庫をアプリ側でリアルタイムに反映でき、ユーザーインタフェースも実際の売り場を見て商品を選んでいるかのような購買体験を目指したという。
同サービスは、2017年に「セブン-イレブンネットコンビニ」としてテスト運用をスタート。食品から日用品まで約2800商品(セブンカフェなど一部商品を除く)を最短30分で指定場所まで配達する。2022年2月に「7NOW」に名称変更しており、現在、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、広島県の約5400店舗で利用できる。23年度中に1万2000店舗、24年度中に全国への拡大を予定している。
アプリでは、商品をお気に入り登録することができ、欲しい商品の状況を一目で確認できる。在庫がない場合はグレーで表示される。また、ユーザーの好みにあわせた商品の提案、クーポンの配信といったパーソナライズ機能も搭載。商品配達先も最大10カ所まで登録可能という。
関連記事
- セブンのコピー機、銀行残高やクレカ明細なども発行可能に
セブン-イレブンのマルチコピー機から、銀行預金の残高証明書や保険会社の控除証明書などを発行できるサービスが2023年度中にスタートへ。 - セブン-イレブン、スマホが“レジ”になるアプリ展開拡大 並ばず手元で決済完了
セブン-イレブン・ジャパンは、来店者のスマートフォンで商品の決済ができるアプリ「セブンスマホレジ」の展開を、現在の12店舗から39店舗増やし、全国51店舗に拡大する。 - セブン-イレブンアプリ、「nanaco」での支払いに対応 Apple Pay版を活用
セブン-イレブン・ジャパンは、iOS版セブン-イレブンアプリにて、「Apple Payのnaanco」での支払いに4月から対応すると発表した。 - セブン-イレブン、無料Wi-Fiサービス「7SPOT」終了 22年3月末で
セブン&アイ・ホールディングスは、セブン-イレブンなど同グループの関連店舗で利用できる無料Wi-Fiサービス「7SPOT」の提供を2022年3月31日をもって終了すると発表。 - 「権限要求多すぎ」──セブン-イレブンのTwitterキャンペーンに批判相次ぐ→中止に なぜこうなったかは「確認中」
セブン-イレブン・ジャパンが7月11日に始めたTwitterキャンペーンが波紋を呼んでいる。無料クーポンをプレゼントする企画だったが、応募のためには個人のTwitterアカウントと外部アプリを連携しようとすると過大な権限が要求されるため、不適切として批判の声が上がっていた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.