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ソフトバンクG傘下のArm、IPOで約25%急騰、評価額は650億ドル(9.6兆円)に
初値は公開価格を10%上回る56.10ドルで、終値は63.59ドルまで上昇し、評価額は約650億ドル(約9.6兆円)に。
ソフトバンクグループ傘下の英Armは9月14日(米国時間)、米Nasdaq市場でティッカーシンボル「ARM」で新規株式公開(IPO)した。1株当たり51ドルの設定で、取引初日に25%近く急騰し、2023年最大のIPOとなった。
初値は公開価格を10%上回る56.10ドルで、終値は63.59ドルまで上昇した。評価額は約650億ドル(約9.6兆円)になった。ソフトバンクGは発行済み株式の約90%を保有している。
レネ・ハースCEOは発表文で、「Armテクノロジーが世界人口の70%に採用される中、私たちはあらゆるデバイスでAIを進化させることができる独自の立場にある」と語った。
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