検索
連載

パナ「G9PROII」は5年ぶり写真メインのハイエンド “手持ちハイレゾ”で1億画素の写真も荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/6 ページ)

マイクロフォーサーズの原点ともいえるGシリーズの最新モデル「G9PROII」。マイクロフォーサーズで写真を撮る皆様、お待たせしました、という感じだ。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 そしてG9PROIIのセンサーは約2500万画素と画素数が増え、とうとう像面位相差AFに対応した。パナソニックのマイクロフォーサーズ機では初の像面位相差AFだ。これが一番のトピックかも。

 ボディ内手ブレ補正も約8段分と強化されている。

 像面位相差AFになって確かにAFが迷うシーンは減り、素速くすっと合うようになった。これは素晴らしい。日常のシーンではAF-Cのままで良さそうだ。


AF-Cで捉えたわたしのカメラバッグで遊ぶキジトラの子猫。動き回る子猫も追ってくれるが、時にははずすことも(35-100mm 35mm 1/320秒 F2.8 ISO8000)

 フォーカスモードの切替えはさすがのLUMIXというか、右手親指でさっと切り替えられる位置にあって素晴らしい。


右肩にいい感じに操作系が集まってるので非常に使いやすいのだった。慣れれば右手親指が大活躍

 AFON、スティック、フォーカスエリア切替、フォーカスモード切替が一個所に固まっており、右手親指でさっと指定できる。

 フォーカスエリア切換はAFエリア切替と被写体自動認識のオンオフを1画面でできるのもいい。


AFエリアと被写体自動認識のオン/オフを1つの画面で。ただ、自動認識対象は別途指定しなきゃいけない

 上面から見ると、左肩に連写モード、右肩に撮影モードダイヤルなどがあるのだが、WB、ISO、露出補正といった撮影に重要な設定のボタンが3つ並んでいる(それぞれボタンの高さが違ったりボタン上にポッチがついていたりするので素手で扱う分には手探りで分かる)。


上面から。グリップは深くてすごく握りやすい。左肩にドライブモードダイヤルがある

 背面に回る。


背面から。モニターはグリッド線と水準器を表示し、人物AFをオンにしたところ

 瞳を十字線で表すのはLUMIXの昔からの伝統だ。

 ちなみにEVFは大きくて見やすい。さすがフラッグシップという感じだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る