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パナ「G9PROII」は5年ぶり写真メインのハイエンド “手持ちハイレゾ”で1億画素の写真も荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/6 ページ)

マイクロフォーサーズの原点ともいえるGシリーズの最新モデル「G9PROII」。マイクロフォーサーズで写真を撮る皆様、お待たせしました、という感じだ。

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なんと手持ちハイレゾで1億画素の写真も撮れる

 ではいろいろと撮ってみる。

 標準ズームレンズは12-60mm F2.8-4.0のLEICA DG VARIO-ELMARITだ。


標準ズームといえるLEICAの12-60mm。35mm判換算で24-120mm相当という便利なレンズだ

 まずはいつものガスタンク。パナソニックのカメラは色はしっかりしていて安定感があり、安心して使える。


いつものガスタンク。タンクに反射する太陽の処理もいい(12-60mm 12mm 1/1000秒 F5.6 ISO100)

 ではここで、ハイレゾモードを試してみる。複数枚撮影して合成することで高解像度の絵を作ってくれるのだが、これが手持ち撮影に対応したのだ。手持ちで約5000万画素と約1億画素の絵を作ってくれる。


ハイレゾモード設定画面。画像サイズは50.5Mか100Mを選べる。シャッターディレイはシャッターを押した瞬間の手ブレを防ぐため

 1億画素の絵はファイルサイズも膨大になるので、ここではガスタンクの写真をノーマルで撮ったものと等倍表示して比べてみたい。


左が2500万画素、右が1億画素。等倍で切り出してみた。細いワイヤーもしっかり描写されてる。モードダイヤルにハイレゾポジションがあるのですぐ使えるのがいい

 続いて人物。露出補正はしてないが、すこしプラスにしてもよかったかな。この日は陽射しがまぶしかったので日陰に入って撮影したのだけど、AWBのまま肌色がしっかり出ているのがすごい。


日陰でも肌色がしっかり出ているのがいい(12-60mm 38mm 1/320秒 F3.9 ISO100)

 ちょっと暗めの照明がややこしい店内でフィットチーネ。色がきちんと出るか不安だったが、予想以上にしっかり撮れた。


外光が少しだけ入る暗めの店内なのでISO感度も上がってしまったが色や露出はしっかり(12-60mm 20mm 1/50秒 F3.6 ISO3200)

 続いて、G9PROIIと一緒に発表された望遠ズームレンズだ。

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