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Microsoftの“Surfaceの父”パノス・パネイ氏、Amazonのデイブ・リンプ氏の後任に(正式発表)
Microsoftを退いた“Surfaceの父”パノス・パネイ氏は、噂通りAmazonのデイブ・リンプ氏の後任になるとAmazonが正式に発表した。リンプ氏はベゾス氏のBlue OriginのCEOに就任すると複数の米メディアが報じている。
米Amazon.comは9月27日(現地時間)、18日に米MicrosoftのCPOを辞めると発表したパノス・パネイ氏を、2月に退社を発表したデバイス&サービス部門の上級副社長、デイブ・リンプ氏の後継に指名したと発表した。
パネイ氏は10月に就任し、リンプ氏は引き継ぎのために向こう数カ月は留まる。
パネイ氏はXに「Amazonのデバイス&サービス部門に参加することになった。何が起こるか楽しみだ!」とポストした。
パネイ氏は19年以上Microsoftに勤め、“Surfaceの父”とみなされていた。Amazonのアンディ・ジャシーCEOは発表文で、「ハードウェアと統合サービスの両方で深い経験を持つ強力な製品ビルダーとして、パノスは当社のデバイス&サービス部門に大いに貢献してくれるだろう」と語った。
リンプ氏は「私はパノスのことを何年も前から知っており、彼がこの組織に大きく貢献してくれると信じている」と語った。
リンプ氏は、米CNBCによると、Amazonの創業者、ジェフ・ベゾス氏の宇宙企業Blue OriginのCEOに就任する予定という(こちらはまだ正式には発表されていない)。
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