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Microsoft、Copilot搭載の「第3世代OneDrive」に多数の新機能

Microsoftはクラウドサービス「OneDrive」の新機能を多数発表した。「第3世代」と呼ぶ新しいOneDriveはFluent Design採用で、AIによる「For You」機能も搭載。法人向けではCopilotも使えるようになる。

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 米Microsoftは10月3日(現地時間)、オンラインイベント「Microsoft OneDrive:The Future of File Management is Here」を開催し、「第3世代のOneDrive」を発表した。

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第3世代OneDriveを発表するコラボレーティブアプリおよびプラットフォーム担当プレジデント、ジェフ・ティーパー氏

 第3世代には、AI活用のCopilot、Fluent Design、企業向けのドキュメント共有など、多数の新機能が搭載される。

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Fluent Design採用のOneDriveのWebサイトビュー(画像:Microsoft、以下同)

 本稿ではその一部を紹介する。詳細は公式ブログを参照されたい。なお、紹介する機能の提供開始時期はまちまちだ。

 上画像にも表示されているWebサイトビューの「For you」セクションには、AIを活用したユーザーが必要としそうなファイルが表示される。例えば当日の会議に必要そうなファイルなどだ。そのファイルがOneDriveだけでなくTeams上にあるとしてもここに表示される。

 Shared(共有)ビューには、Teams、メール、Officeドキュメントなどで共有されるすべてのファイルが表示される。ファイルへのアクセス許可の管理も合理化される。さらに、「People」ビューでは、一緒に作業しているチームごとにファイルが整理される。プレビュー機能により、ファイルを開かなくても最新情報を把握できる。

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Peopleビュー

 Favorites(お気に入り)ビューとファイルのショートカットは、重要なファイルを管理、検索するための新たな方法。OneDrive内のファイルを簡単にお気に入りに追加できるようになる。そのファイルを開くアプリに関係なく、すべてのお気に入りが1つのビューに表示される。ショートカットは、共有コンテンツの場合、OneDrive内からすぐに開くための機能だ。

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アプリに関係なくお気に入りファイルを開けるFavoritesビュー

 また、法人向けMicrosoft 365の顧客でMicrosoft 365 Copilotのライセンスを持っているユーザーは12月からOneDriveでもCopilotを使えるようになる。ファイルを開かずにファイルの内容について質問し、答えを得ることができる。

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