ネットで大人気の「スイカゲーム」、iPhoneで“偽物”アプリ出回る 開発元が注意喚起
Nintendo Switch用ソフト「スイカゲーム」の開発元であるAladdin Xは、スイカゲームに酷似したiOSアプリを確認したとして注意喚起した。製品の画像などを流用している。
Nintendo Switch用ソフト「スイカゲーム」の開発元であるAladdin Xは10月2日、スイカゲームに酷似したiOSアプリを確認したとして注意喚起した。製品の画像や説明文などを流用しているという。
同社が問題視したアプリは、ONE MOBILE LTDを名乗るパブリッシャーが10月1日に公開した「すいかゲーム」。編集部で確認したところ、現在は説明文は変更したようだが、特徴的な果物のデザインは変わっていない。
Aladdin XはAppStoreを運営するAppleに対して報告済みで、アプリの削除を求めているという。しかし4日正午時点では依然公開中。App Storeのランキングでは「カジュアル」カテゴリーの無料ゲーム1位に入っている。
Aladdin Xは「われわれはスイカゲームをスマートフォン向けに開発していない。酷似したアプリとは全く関係がない」として、iPhoneユーザーに注意するように求めている。
スイカゲームは、フルーツをテーマにした落ち物ゲーム。落下したフルーツが同じ種類のものにぶつかると、より大きな別のフルーツに“シンカ”し、最終的に巨大なすいかに。箱からフルーツがあふれ出したらゲームオーバーだ。
2021年にpopin(現在のAladdin X)がNintendo Switch用に配信を始めたダウンロード専用ゲーム(240円)で、発売から2年近く経過してからブレイクした。「ニンテンドーeショップ」のダウンロードランキングでは現在1位(4日時点)。人気YouTuberやVTuberも相次いでプレイ動画を公開している。
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