速報
UnityのリチティエロCEO辞任 新料金への猛反発後
Unity Technologiesは取締役会長兼CEO兼社長のジョン・リチティエロ氏が退任すると発表した。理由の説明はないが、同社は新たな価格モデルとサービス利用規約の変更を発表し、開発者から猛反発を受けていた。
米Unity Technologiesは10月9日(現地時間)、同日付で取締役会長兼CEO兼社長のジョン・リチティエロ氏が退任すると発表した。暫定的な後任として、昨年5月まで米IBMの上級顧問を務めていたジェームズ・ホワイトハーストを指名した。常任CEOの包括的なサーチプロセスを開始する予定。
プレスリリースでは退任の理由を説明していないが、Unityは先月、新たな価格モデルの導入と、サービス利用規約の変更を発表し、多数の開発者の反発を受けた。同社はその後修正案を提示している。
関連記事
- Unity、新料金の修正案 追加課金は「年100万ドル超え」のみ
開発者から強い反発を受けた「Unity Runtime Fee」の修正案が公表された。追加課金する対象を、年間収益が100万ドル超えのゲームに限定にするなど、開発者コミュニティーに大幅に譲歩した。 - Unity謝罪、新料金を見直しへ 「コミュニティの声を聞く」
Unityの新料金体系「Unity Runtime Fee」に開発者が猛反発していることを受け、Unity運営元は「コミュニティの声を聞きながら、ポリシーを変更する」とXに投稿した。 - Unity「ゲームインストールごとに課金」開発者反発 運営元「対象の顧客は1割未満」など釈明
「Unity」の新料金体系「Unity Runtime Fee」に、多くの開発者が反発。2024年1月以降、従来からの定額料金に加え、一定規模以上のゲームから、1インストールごとに料金を徴収するという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.