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全銀ネット、システム不具合が解消 他行へ振込可能に 稼働から50年、初の大規模障害
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は10月12日、10日から発生していた一部銀行で振込ができない不具合が解消したと発表した。
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は10月12日、10日から発生していた一部銀行で振込ができない不具合が解消したと発表した。全銀ネットは「皆さまには多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」と改めて謝罪。障害期間中に対応できなかった取引への対応は後日発表する。
障害は、全国銀行データ通信システムの不具合によって発生したもので、三菱UFJ銀行やりそな銀行など10行に影響した。同システムで利用者に影響が出る障害は、1973年の稼働から初という。障害のあった2日間で、約506万件の取引に影響があったとしている。
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