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佐川急便、また値上げ 2年連続 24年4月から宅配便の基本運賃が平均7%アップ
佐川急便は、2024年4月1日から宅配便などの運賃を値上げすると発表した。「飛脚宅配便」は平均7%運賃が上がる。
佐川急便は10月27日、2024年4月1日から宅配便などの運賃を値上げすると発表した。「飛脚宅配便」は平均7%、「飛脚特定信書便」は平均5%、「飛脚国際宅配便」は平均6%、それぞれ運賃が上がる他、「飛脚クール便付加料金」の140サイズ(30kg)のみ料金を220円値上げする。
佐川急便は値上げの理由について「持続可能な物流インフラの維持と品質の向上のため」と説明。同社は23年4月にも飛脚宅配便など4サービスの料金を改定しており、2年連続の値上げとなる。
「23年4月の価格改定において、物流の2024年問題に対応するため、パートナー企業との取引単価の見直しや、燃料補助金の支給、従業員の処遇改善などを実施した。一方、現在も継続的な課題や大きな環境変化が生じている。佐川急便を含む物流事業者は、これまで以上に厳しさが増しており、長期的かつ継続的な対応が求められている」(同社)
同社では今後も、経済状況や市場の変化を考慮し、適時運賃などの見直す予定。
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