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サムスンも生成AI開発に参入 Galaxy端末に搭載へ
韓国Samsung Electronicsは11月8日(韓国時間)、同社が開発した生成AI「Samsung Gauss」(サムスンガウス)を発表した。韓国の報道によれば、2024年上半期に「Galaxy S24」シリーズに搭載する予定という。
韓国Samsung Electronicsは11月8日(韓国時間)、同社が開発した生成AI「Samsung Gauss」(サムスンガウス)を発表した。韓国のメディアThe Korea Timesによれば、2024年上半期に「Galaxy S24」シリーズに搭載する予定という。
同日に開催されたイベント「Samsung AI Forum 2023」で発表があった。サムスンガウスは文章と画像を扱える生成AIで、メールの生成や文書の要約、翻訳といった文章生成機能、プログラミングコードの生成やアシスタント機能、画像生成や編集、アップスケーリング機能などを備える。
The Korea Timesによれば、Samsungのモバイルエクスペリエンス部門のバイスプレジデントであるダニエル・アラウホ氏が「これらの生成AIサービスはGalaxyのデバイスに適用される」と、同社第3四半期決算の電話会議で語ったとしている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。