ニュース
サイバーエージェント、再び大規模言語モデルを無料公開 3万2000トークンに対応 商用利用もOK
サイバーエージェントは、商用利用可能な日本語大規模言語モデルを無料公開した。
サイバーエージェントは11月2日、新しい日本語大規模言語モデルを無料公開した。日本語と英語データで事前学習をした70億パラメータのベースモデル「CyberAgentLM2-7B」と、チャット向けにチューニングした「CyberAgentLM2-7B-Chat」の2種類を配布。ライセンスはApache License 2.0で、いずれも商用利用できる。
CyberAgentLM2-7B-Chatは、一度に3万2000トークン(日本語にして5万文字)の入出力に対応。ベースモデルと合わせて、AIモデル共有サイト「Hugging Face」で配布している。
サイバーエージェントは5月にも、最大68億パラメータの日本語大規模言語モデル「CyberAgentLM」を無料公開していた。同社は「今後もモデルの公開や産学連携などの取り組みを通じて国内における自然言語処理技術の発展に貢献していく」と表明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
生成AIで業務の6割削減、26年までに サイバーエージェントが生成AI活用推進組織
サイバーエージェントは、生成AI活用推進組織「AIオペレーション室」を新設したと発表した。
サイバーエージェント、ゲームとアニメのAI研究機関を新設 各制作フローで生成AIの活用法探求
サイバーエージェントは、研究機関「ゲームAI Lab」と「アニメーションAI Lab」を新設すると発表した。
Stability AI Japan、日本語言語モデル「Japanese StableLM Alpha」公開 他社上回る性能、商用利用も可能
英Stability AIの日本法人であるStability AI Japanは、日本語向け大規模言語モデル(LLM)「Japanese StableLM Base Alpha 7B」を公開した。パラメータは70億。ライセンスはApache License 2.0で、商用利用可能だ。
「GitHub Copilot」でAIが提案したコード、業務でどれぐらい採用された? サイバーエージェントが公開
サイバーエージェントが、社内におけるAIプログラミング補助ツール「GitHub Copilot」の利用データを公開。AIが提案したコードの採用率は。
Stability AI Japan、日本語言語モデル「Japanese StableLM Alpha」公開 他社上回る性能、商用利用も可能
英Stability AIの日本法人であるStability AI Japanは、日本語向け大規模言語モデル(LLM)「Japanese StableLM Base Alpha 7B」を公開した。パラメータは70億。ライセンスはApache License 2.0で、商用利用可能だ。

