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マイクロソフト提供の“社内GPT基盤”もGPT-4 Turboなどに対応
米Microsoftが、大規模言語モデル「GPT-4」などのAPIをクラウドサービス「Microsoft Azure」経由で使える「Azure OpenAI Service」の新機能を発表した。米OpenAIが発表したばかりの「GPT-4 Turbo」や「GPT-3.5 Turbo」の新バージョンに対応する他、画像生成AI「DALL-E 3」や音声認識システム「Whisper 3」もサポートするという。
米Microsoftは11月7日(現地時間)、大規模言語モデル「GPT-4」などのAPIをクラウドサービス「Microsoft Azure」経由で使える「Azure OpenAI Service」の新機能を発表した。米OpenAIが発表したばかりの「GPT-4 Turbo」や「GPT-3.5 Turbo」の新バージョンに対応する他、画像生成AI「DALL-E 3」や音声認識システム「Whisper 3」もサポートするという。少なくともGPT-4 Turboは年内に提供する予定。
各モデルの料金については「Azure OpenAI Serviceでは、新しいモデルのトークンの価格はOpenAIの価格と同等になる」(Microsoft)という。
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