ポケモンスリープのアンケート企画に不満噴出 「先着1万人にプレゼント配布」でGoogleフォームにアクセス集中、回答進まず【追記あり】
ポケモン社のスマートフォン向け睡眠計測アプリ「Pokemon Sleep」(ポケモンスリープ)が11月16日から実施しているアンケート企画に対し、ユーザーから不満の声が相次いで上がっている。
ポケモン社のスマートフォン向け睡眠計測アプリ「Pokemon Sleep」(ポケモンスリープ)が11月16日から実施しているアンケート企画に対し、ユーザーから不満の声が相次いで上がっている。
【追記:2023年11月16日午後5時20分 アンケートの有無にかかわらずプレゼントを配布する告知を追記しました。】
アンケートは、アプリを知ったきっかけや睡眠の改善に向けた状況などについてヒアリングするもので、数分で終わる内容だ。回答者先着1万人に対し、ゲーム内アイテム「ポケサブレ」を3個プレゼントするとしている。
しかし、これにユーザーからのアクセスが殺到。アンケートはGoogle フォームで作られているが、実際にアクセスしてみると「お使いのコンピュータ・ネットワークから通常と異なるトラフィックが検出されました」という文言とともに「私はロボットではありません」というreCAPCHAのチェック画面が出現。
reCHAPCHAのチェックから先に進めないパターンもあれば、回答まで進めても次のページに進もうとしたところ「ファイルへのリクエストが集中していいます。混雑が解消されるまでお待ちください」というGoogle ドライブの画面に遷移してしまうパターンなどいろいろあるようだ。
ポケモンスリープの公式X(旧Twitter)アカウントによるアンケート告知の投稿に対し、ユーザーからは「なぜ先着にしたのか」「最初からやり直しになってしまう」といった不満の声が上がっているほか、「この時間に回答できる人のデータだけ集めても偏ってしまうのではないか」とアンケートの有効性に対し疑問を呈する声も上がっている。
追記 アンケート回答の有無にかかわらずプレゼント配布に
同アカウントは午後5時11分に追加の告知を投稿。「想定を大幅に超えるアクセスがあった」として「お客様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。プレゼント予定だった「ポケサブレ3個」は5個に増量の上、回答の有無にかかわらずユーザー全員に配布するという。
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