「ポケモンスリープ」使った? Twitterでは“チュートリアル”突破報告相次ぐ 記者も使ってみた
ポケモン社が7月20日に配信したスマートフォンアプリ「Pokemon Sleep」。アプリのチュートリアルで「1時間半以上の睡眠計測」を求められることから、21日のTwitter上では“チュートリアル突破”報告が相次いだ。記者も早速使ってみた。
ポケモン社(東京都港区)が7月20日に配信したスマートフォンゲーム「Pokemon Sleep」。チュートリアルで「1時間半以上の睡眠」を求められることから、21日のTwitter上では“チュートリアル突破”報告が相次いだ。同日正午時時点で「ポケモンスリープ」が日本のトレンド1位に入った。
ポケモンスリープは、スマートフォンなどのマイクや内蔵センサーを使ってユーザーの睡眠時間や睡眠の質を計測。そのデータを使ったゲームを進めることで睡眠リズムを整えるアプリだ。ユーザーは、ポケモン達の寝顔を収集して「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。
記者も早速使ってみた。ポケモンスリープでは睡眠時間に応じて「睡眠スコア」(8時間30分以上で100点満点)がたまる。記者の20日の睡眠時間は7時間31分で、睡眠スコアは88点だった。残り12点の壁を超えるには、もう1時間早く寝なくてはいけないらしい。
睡眠の質については「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3段階があり、この日の記者は睡眠は「うとうとタイプ」と評価された。ぐっすりが最も睡眠の深い状態で、段階によって出会えるポケモンも変わるらしい。そういわれると、浅い睡眠であっても悪い気はしない。
うとうとタイプの記者がこの日出会えたポケモンは、「フシギダネ」「ゴクリン」「デルビル」「アーボ」「トランセル」の5匹。うとうとタイプの場合、くさやどくタイプのポケモンと出会いやすいという。
また、睡眠時に一定以上の音声を検出したとき、それを録音する機能もある。記者も使ってみたところ、各9〜10秒の音声データが10個保存されていた。確認してみたところ、ほとんどが布のこすれるような音だったことから、おそらく寝返りを打った際の音と思われる。なお、録音データは次の睡眠計測をしたときか、24時間経過したときに自動で削除されるようだ。
自身の睡眠を計測するのは初めてだったので、データ化は素直に面白い体験だと感じた。アプリのUIも分かりやすく、ポケモンたちの寝顔も個性あふれていて可愛らしい。また、ポケモンスリープにはどうやら課金要素もあるようで、使うとポケモンの育成や収集をスムーズに行える。
Twitter上では「フレンドからポケモンの寝顔が送られてくるの最高のゲーム」「足つった音声がしっかり記録されてた」「同じベッドで2人で寝ると睡眠タイプと睡眠スコアが同じ値になる」など、さまざまな感想が上がっている。特に録音機能に対して、評価の高い投稿が多く見られた。
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