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「QUICPayモバイル」、24年3月末でサービス終了へ JCB「利用状況を総合的に判断」
JCBは、Android向け非接触決済サービス「QUICPayモバイル」を、2024年3月31日で終了する。ただし「Apple Pay」「Google Pay」を使ったQUICPayについては引き続き利用可能だ。
JCBは12月4日、Androidスマートフォン向け非接触決済サービス「QUICPayモバイル」を、2024年3月31日で終了すると発表した。
QUICPayモバイルは「おサイフケータイ」を利用したAndroid向けサービス。終了理由についてJCBは「QUICPayモバイルの発行等で使用するシステムの更新時期の到来に伴い、現在の本サービスの利用状況等を総合的に判断した」という。
「Apple Pay」や「Google Pay」を利用したQUICPayとは別のサービスで、こちらついては引き続き利用可能という。また、ユーザーへの案内・移行先周知については、会員が契約しているQUICPayモバイルの発行会社にて実施する。
なお、JCBが発行していたQUICPayモバイルについては2021年5月にサービスを終了。その際、Google Payを利用したQUICPayへの移行を案内したとしている。
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