LINEヤフーは12月5日、「Yahoo!ショッピング」で、一部のユーザーに他のユーザーの通知が誤送信されたと発表した。内容は、注文商品や配送日時、お気に入り商品などで、最大1万6938人が対象。氏名や住所など個人情報は含まれていない。
誤送信が起きたのは12月1日午前8時から午後3時39分。原因は、システム障害により、宛先が異なるユーザーに通知内容が書き換わる問題が発生したため。
新着情報ページの「お知らせ」やYahoo!ショッピングからのメール、LINE公式アカウントからの「お知らせ」が誤送信された。
内容は、注文商品、注文ID、伝票番号、配送日時、定期購入情報、PayPayボーナスの付与金額、お気に入り商品、閲覧した商品、投稿したレビューのタイトルなど。
同社は問題を確認した後、対象の通知の配信を一時停止。誤送信が起きないよう修正し、通知を再開した。
関連記事
- 日経新聞、「To」に最大1000件のアドレス入れたままメール送信 設定ミスで
日本経済新聞社が、「To」に最大1000件のアドレス入れたままメールを誤送信した。今後はメールシステムの改修によって再発防止を目指す。 - 東工大、メールに個人情報1万件を添付して誤送信
東京工業大学が、学生に対し、約1万件の個人情報を添付したメールを誤送信したと発表した。 - 「残高不足」通知を誤送信 西日本シティ銀行が謝罪、手数料返金へ
「残高不足により引き落としができませんでした」――西日本シティ銀行が、アプリのユーザーに対して誤った通知を送信したと謝罪。通知を受けて入出金などを行ったユーザーには手数料を返金へ。 - デジタル庁、宛先ミスでメール誤送信 「再発防止に努める」としながら2度目の失敗
デジタル庁が、BCC欄に記載すべき5件のメールアドレスを誤ってTO欄に記載して送信したため、受信者間で他者のメールアドレスが閲覧できる状態になっていたと明らかにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.