ヤマト運輸は、羽田空港近くの仕分けターミナル施設「羽田クロノゲート」(東京都大田区)で機器が故障したため、東京都の一部地域あての荷物預かりを停止していると、12月12日午前11時半に発表した。約1日経った13日午前9時半時点でも、復旧報は出ていない。
仕分け施設での機器故障に伴う遅延は今年7月にも起きている。
停止しているのは、全国から東京都大田区、目黒区、世田谷区、渋谷区あてのすべての荷物(宅急便、クール宅急便、宅急便タイムサービスなど)。
また、引き受け済みの同地域あて荷物と、千葉県館山市、木更津市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、安房郡鋸南町あての荷物も、配送が遅れている。
ヤマトは12月1日、荷物の量が増えて一部地域で配送が遅れていると発表している。年末に向けて荷物が増える中の機器故障は、さらなる遅延につながりそうだ。
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