Apple Watchの“ニセ充電器”に、Appleが注意喚起 純正・認定品かどうかを見分ける方法とは?
米Appleは12月15日(現地時間)、Apple Watchに関するサポート情報「Identify authentic and certified Apple Watch chargers」(Apple Watch充電器の正規品と認定品を確認する)を公開した。
米Appleは12月15日(現地時間)、Apple Watchに関するサポート情報「Identify authentic and certified Apple Watch chargers」(Apple Watch充電器の正規品と認定品を確認する)を公開した。
このサポート情報では、Apple純正品、または「Apple MFi」認証をパスした「Made for Apple Watch」バッジが付けられている充電器を使用して、Apple Watchを充電することを推奨している。
偽造品や未認証の充電器を使用すると、充電が遅くなったり、チャイムが何度も鳴ったり、バッテリーの寿命が短くなったりする可能性があるとしており、Apple製/MFi認証を受けた充電器かどうかを確認するよう説明している。
純正/認定品かを確認する方法
サポートページでは、充電器の識別方法を紹介している。純正の場合、本体は白色で、一部の充電器にはケーブルにテキストと各規制のマークが付いている。また、充電器には以下のいずれかのモデル番号が印字されているという。
印字されているモデル番号:A1570/A1598/A1647/A1714/A1768/A1923/A2055/A2056/A2086/A2255/A2256/A2257/A2458/A2515/A2652/A2879
また、Macを使うことで充電器の製造元を確認することもできる。充電器をMacに接続し、アップルメニューから「システム設定」→「一般」をクリック。右側の「情報」→「システムレポート」→「USB」と進み、接続された充電ケーブルの詳細を選択すると、ケーブルの製造元が表示される。もし純正であればAppleの社名が表示されるという。
その他、MFi認定充電器の見分け方として「Made for Apple Watch」のロゴが充電器本体か、パッケージに記載されている他、MFiアクセサリーの公開データベースから検索できるとしている。
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