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Microsoftに買収されたActivision BlizzardのコティックCEOが12月末に退社へ
Microsoftによる買収が10月に完了したActivision Blizzardのボビー・コティックCEOが12月29日に退社する。同社の各スタジオはXboxのマット・ブーティ氏直属になる。
米Microsoftによる買収が10月に完了した米ゲーム大手Activision Blizzardは12月21日(現地時間)、ボビー・コティックCEO(60)から従業員への退社メッセージを公開した。コティック氏は10月時点で年内に退社すると表明していた。
メッセージには具体的な日付は書かれていないが、米The Vergeが入手したMicrosoftのXbox責任者、フィル・スペンサー氏による内部メモによると、退社日は12月29日という。
同氏以外にも複数の幹部が3月までに退社する見込みだ。スペンサー氏はメモで、Activision Publishing、Blizzard、Kingの運営方法と構造に変更はないと語った。これらのチームは、Xboxのゲームコンテンツおよびスタジオ責任者のマット・ブーティ氏の直属になる。
スペンサー氏は「Activision、Bethesda、Blizzard、King、Xbox Game Studiosが2024年にリリースを予定しているエキサイティングなゲームのラインアップ情報をコミュニティと共有できることを楽しみにしている」と語った。
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