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小さくても写りは良好、パナソニックの動画カメラ「G100D」はスナップ機としても優秀だった:荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)
「LUMIX G100D」は、初心者向けの簡単に使えるデジタル一眼であると同時に、動画機能がしっかりしたVLOGカメラという両方に軸を置いた製品なのだけど、実は日常的に持ち歩いてスナップを撮るカメラとしても魅力的なのだ。
「LUMIX G100」の復活おめでとうございます。
G100は2020年に発売された、小さくて可愛くて軽くて安くて魅力的なミニミラーレス一眼で、VLOGカメラとして売り出したのだけど、タイミングがちょっと悪かったのか、VLOGをうたうには早すぎたのか、その良さがあまり知れ渡らなかったのだ。
でもそれが23年の終わりにマイナーチェンジして復活したのである。
立場的には初心者向けの簡単に使えるデジタル一眼であると同時に動画機能がしっかりしたVLOGカメラという両方に軸を置いた製品なのだけど、実は日常的に持ち歩いてスナップを撮るカメラとしても魅力的なのだ。
小さいけど写りはよし、なのが魅力のG100D
そんなG100のマイナーチェンジモデルが「G100D」。基本的にはG100と同じだ。
ファインダー部がぴょこっと飛び出たボディは幅が約115.6mmで高さが約83.1mm。重さにいたっては、薄くてコンパクトなレンズキットの標準ズームレンズを装着した状態で約413gと超軽い。
このレンズは沈胴式で収納時は厚みが24mmと薄いので、一眼レフ風コンパクトデジカメに見えるレベルなのだ。そのくらい小さい。
このかわいさが一番のウリだと思う。
それでいてグリップはそれなりにあって持ちやすい。
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