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小さくても写りは良好、パナソニックの動画カメラ「G100D」はスナップ機としても優秀だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)

「LUMIX G100D」は、初心者向けの簡単に使えるデジタル一眼であると同時に、動画機能がしっかりしたVLOGカメラという両方に軸を置いた製品なのだけど、実は日常的に持ち歩いてスナップを撮るカメラとしても魅力的なのだ。

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 センサーはG100と同じで2030万画素LiveMOSセンサー(要するにCMOSイメージセンサーだ)。ボディ内手ブレ補正はないが、パナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズは手ブレ補正搭載のものが多いのでそういうのを選びたい。


正面から。センサーはマイクロフォーサーズ。ボディはシンプルでコンパクトながらグリップはあって握りやすい

 操作系はボディが小さい割にちゃんとしている。上面は左肩右肩両方にカスタマイズできるボタンが付いているし、撮影モードも多彩だ。

 LUMIXらしい豊富なシーンモードやHDRや手持ち夜景といった連写+合成技も対応するインテリジェントオートもある。

 上面にある電子ダイヤルは一つだけだ。


上面から。左肩にFn3とFn4。右肩は撮影モードダイヤルなど。赤いボタンは録画用だ。Fn4はスマートフォンへの転送用。スマートフォンとの接続もしやすい

 モニターは3.0型のバリアングルタイプででタッチパネル対応だ。タッチパネルを使ったインタフェースもよく考えられており、多くのシーンで使うことができてレスポンスもいい。

 前モデルと変わったのはファインダー。

 ファインダー倍率が上がり、中のパネルも液晶からOLEDになり、見やすくなった。

 スチルカメラとして使いたい人には朗報だ。


背面から。モニターサイズの割にボディが小さいのでちょっと右側が窮屈に見えるが、親指の置き場所もちゃんとあって使い勝手はいい

 充電はUSB Type-Cで。給電しながらの撮影には未対応だが、まあこのクラスのカメラであれば問題なかろう。

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