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小さくても写りは良好、パナソニックの動画カメラ「G100D」はスナップ機としても優秀だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

「LUMIX G100D」は、初心者向けの簡単に使えるデジタル一眼であると同時に、動画機能がしっかりしたVLOGカメラという両方に軸を置いた製品なのだけど、実は日常的に持ち歩いてスナップを撮るカメラとしても魅力的なのだ。

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さすがパナソニックの安定した画質がいい


G100Dで背面モニターを見ながら撮影しているの図

 では、あれこれ機能をチェックしながら撮影だ。

 まずはガスタンク。絞り優先AEで撮ってみた。

 ディテールが甘いかなと思うけど、これはきっと小型軽量を重視したキットレンズ(LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.)だからかなと思う。


いつものガスタンクをキットレンズの広角端で。色や階調の安定感やバランスはさすがパナソニックだなと思う。ディテールが甘いのはたぶんレンズによるものだ(12-32mm 12mm 1/2000秒 F5.6 ISO200)

 このレンズは12-32mm(24-64mm相当)で携帯性は抜群にいいし、手ブレ補正も内蔵していて使いやすいのだが、せっかくのデジタル一眼なら、携帯性よりもデジタル一眼らしい背景がきれいにボケる写真を撮りたい、と思う。

 そんなときは、コンパクトな単焦点レンズがおすすめ。実はそういうレンズもけっこう揃っているのだ。

 今回わたしがG100Dに似合うサイズ感で価格もお手頃で、デジタル一眼らしい(つまりスマートフォンでは難しい)写真を撮れるレンズとしてピックアップしたのが「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」だ。F1.7と明るい中望遠レンズで手ブレ補正搭載で約130gと軽いのだ。そこそこ寄れるのでテーブルフォトにもいい。


「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」を装着したG100D。レンズが細くて軽いのでG100Dに似合うのだ

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