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Microsoft、Windowsパソコンのキーボードに「Copilot」キー追加へ
Microsoftは1月末から発売されるWindowsパソコンのキーボードに「Copilot」キーが搭載されると発表した。現在の「アプリケーション」キーが置き換えられ、「Copilot in Windows」を起動する。
米Microsoftは1月4日(現地時間)、今後発売されるWindows PCのキーボードに、「Copilot」キーが搭載されるようになると発表した。1994年に「Windows」キーを導入して以来の新たなキーの追加としている。
Copilotキーは、現在の右「Alt」キーの右隣に配置される。
現行のキーボードの「アプリケーション」キーに置き換えられる。
このキーから、Microsoftが2023年に提供を開始した生成AIチャットボット「Copilot in Windows」を起動できるようになる。現在はタスクバーのCopilotのアイコンをクリックするか、[Windows]+[C]キーで起動している。
エグゼクティブバイスプレジデント兼コンシューマーチーフマーケティングオフィサーのユスフ・メディ氏は発表文で、「これにより、コンピューティング体験が簡素化されるだけでなく、さらに拡大され、2024年はAI PCの年となるだろう」と語った。
「(1月10日開催の)CESまでおよびCESで、パートナーが発表する多数のWindows PCでCopilotキーが表示され始める。今後リリースする「Surface」シリーズを含め、1月末から春にかけて利用可能になる」(メディ氏)
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