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歌声合成にダークホース? 「ペッパー」が、AI歌声合成ソフト「VoiSona」の新ボイスに登場
AI歌声合成ソフトを手掛けるテクノスピーチは、AI技術で人間の歌声を再現できるソフト「VoiSona」に、人型ロボット「Pepper」のボイスライブラリを追加した。
AI歌声合成ソフトを手掛けるテクノスピーチ(愛知県名古屋市)は1月11日、AI技術で人間の歌声を再現できるソフト「VoiSona」に、人型ロボット「Pepper」のボイスライブラリを追加した。これにより、Pepperの声で歌声を作ることができる。
このボイスライブラリは、Pepper用のアプリで提供していたもので、VoiSonaでも同等品質の合成音声を提供する。VoiSonaの公式YouTubeチャンネルでは、Pepperボイスのサンプルとして、楽曲「耳のあるロボットの唄」をカバーした動画を公開中。ボイスライブラリの価格は、年間ライセンスで6600円、月間ライセンスでは880円。
Pepperはソフトバンクロボティクス(東京都港区)が開発した人型ロボット。2014年6月に発表されており、間もなく生誕10周年を迎える。
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