速報
Instagram、若いユーザーに「夜も遅いから寝たら?」表示へ
Metaは、Instagramの十代のユーザーが深夜にリールやDMを使っていると、寝るよう促す画面を表示すると発表した。無視して使い続けることはできるが、表示を無効にすることはできない。
米Metaは1月18日(現地時間)、Instagramを青少年にとって安全なプラットフォームにする取り組みの一環として、十代のユーザーが深夜にリールやDMを10分以上使うと「nighttime nudge」(夜間ナッジ。ナッジとは、行動を促すために背中を押すこと)を表示すると発表した。
Metaは米TechCrunchに、ナッジは午後10時以降に表示されると説明した。十代のユーザーは、この表示を無効にすることはできないが、表示を無視して使い続けることは可能という。
Metaは9日には、青少年保護の一環として、フィードやストーリーに不適切である可能性のあるコンテンツを表示しないようにすると発表した。
Metaに対しては昨年10月、40以上の米国の州が、同社のサービスが青少年のメンタル問題の一因になっているとして提訴した。
同社は米連邦議会上院が31日に開催予定のプラットフォームでの子供の安全に関する公聴会に、X、TikTok、Snap、Discordとともに召喚されている。
関連記事
- Meta、InstagramとFacebookで若者保護を強化 有害コンテンツを自動的に制限
Metaは、InstagramとFacebookでの十代の若者保護を強化すると発表した。自傷行為などの有害コンテンツを検索できなくなり、フォローしている相手の投稿でも有害コンテンツは表示されなくなる。 - Instagram、ウェルビーイング機能「Quiet mode」追加
Instagramは、利用し過ぎを防ぐ新機能「Quiet mode」を発表した。毎日一定時間プッシュ通知が来ないように設定できる。設定時間中にDMを送ってきた相手にはQuiet mode中であると表示される。 - Instagramのトップ、公聴会前日に若者を保護する取り組みを説明
Instagramのトップ、アダム・モッセリ氏は12月8日にInstagramの若者に与える悪影響についての米上院小委員会の公聴会に出席する。その前日、同氏は複数の若者を保護するための新機能について公式ブログで説明した。 - Instagramは多くの若者にとって有害との内部調査結果をWSJが暴露
Wall Street Journalが、「FacebookはInstagramが若者にとって有害だと知っていたことが社内文書で明らかに」という記事を掲載。これに対しInstagramは調査の一部をネガティブに紹介していると反論し、対策していると主張した。 - Instagram、悪い大人から若者を守る複数の新機能 「保護者のためのガイド」も
Facebookが、若いユーザーが多い傘下のInstagramで若者を守るための複数の新機能を発表した。大人から若者へのDMを制限したり、年齢詐称をAIで検出する機能などだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.