OpenAI、“怠けにくい”「GPT-4 Turbo」プレビューリリースや値下げを発表
OpenAIは、11月に発表した「GPT-4 Turbo」のプレビュー版をリリースすると発表した。「GPT-4」が怠け者になってきたという苦情を受け、怠けにくくしたという。公式版は数カ月中にリリースする計画だ。
米OpenAIは1月25日(現地時間)、「GPT-4」が怠け者になってきたという苦情を受け、新たな「GPT-4 Turbo」(バージョンはgpt-4-0125-preview)のプレビューモデルをリリースすると発表した。
このモデルは、コード生成などのタスクで、タスクを完了しない(怠ける)ケースを減らすことを目的とする。また、英語以外のUTF-8に関連するバグの修正も含まれる。
GPT-4 Turboは、昨年11月の「OpenAI DevDay」で発表されたGPT-4の改良版モデル。2023年4月までのWebデータでトレニングされており、コンテキストウィンドウはGPT-4の4倍になる。また、テキスト分析向けとテキストと画像の両方を理解するものの2つのバージョンが用意される。
向こう数カ月中に、GTP-4 Turboの公式版を一般公開する予定としている。
同社はまた、GPT-3.5 Turboの新バージョン(gpt-3.5-turbo-0125)も発表した。同モデルの値下げもする。新モデルの入力価格は50%引き下げられて$0.0005/1Kトークンに、出力価格は25%引き下げられて $0.0015/1Kトークンになる。新モデルは、応答精度の向上、英語以外の言語での関数呼び出しでのエンコード問題のバグ修正などの改善が加えられている。
この他、新しい強化されたテキスト埋め込みモデル「text-embedding-3-small」とその値下げなども発表された。
詳細は公式ブログを参照されたい。
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