速報
イーロン・マスク氏、NeuralinkのBCI埋め込みの初被験者の「回復順調」とポスト
イーロン・マスク氏の脳マシンインタフェース企業Neuralinkが初の自体へのBCI埋め込みを実施した。マスク氏は「順調に回復している」とXにポストした。
イーロン・マスク氏は1月29日(米国時間)、2016年に立ち上げた脳マシンインタフェース企業のNeuralinkによる初の人間へのBCI(Brain-Computer Interface)埋め込み手術後、治験者が「順調に回復している」と自身がオーナーである米Xにポストした。
Neuralinkは昨年5月、「Link」と呼ぶBCIを人間に埋め込む臨床試験の認証を米FDA(食品医薬品局)から取得し、9月から人体治験への参加者を募集していた。
マスク氏はまた、Neuralinkの最初の製品は「Telepathy」という名前で、これによって「考えるだけでスマートフォンやPC、それらを介するほぼすべての端末を制御できるようになる」と語った。
初期ユーザーは手足が不自由な人々で、「スティーブン・ホーキング博士が高速でコミュニケーションできることを想像してみてほしい。それが目標だ」とマスク氏はポストした。
関連記事
- イーロン・マスク氏のBMI企業Neuralink、初の人体治験参加者募集開始
イーロン・マスク氏が創業した脳マシンインタフェースを手掛けるNeuralinkは、初の人体治験に参加する患者募集を開始した。頸髄損傷またはALSによる四肢麻痺のある人が対象。治験は6年間だ。 - イーロン・マスク氏のNeuralink、シリーズDで2億8000万ドル調達
イーロン・マスク氏率いるBMI企業NeuralinkがシリーズDで2億8000万ドル調達した。増資はピーター・ティール氏のVC、Founders Fundが主導した。 - Neuralinkの脳埋め込みチップにFDAがゴーサイン 被験者募集開始へ
イーロン・マスク氏率いるNeuralinkは、同社の脳埋め込みチップの人間による臨床試験をFDAが承認したと発表した。既に豚やサルでの実験は実施中だ。「臨床試験への予備的適格性を判断する」ための“患者登録”を募集している。 - イーロン・マスク氏、新会社「Neuralink」で4年後の脳マシンインタフェース実現目指す
自動運転電気自動車や宇宙開発を手掛けるイーロン・マスク氏が今度はBMI(脳マシンインタフェース)開発企業Neuralinkを立ち上げた。4年後には実用製品を世に出したいとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.