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「これ、毒です」──厚生労働省、アニメ「薬屋のひとりごと」とコラボ 電子処方箋の啓蒙で
厚生労働省は1日、電子処方箋の認知拡大と普及を目指し、テレビアニメ「薬屋のひとりごと」とタイアップすると発表した。
厚生労働省は2月1日、電子処方箋の認知拡大と普及を目指し、テレビアニメ「薬屋のひとりごと」とタイアップすると発表した。啓発ポスターや特設サイトを公開している。
電子処方箋は、紙で発行していた処方箋を電子化することで情報がリアルタイムに登録され、医療機関や薬局が、重複投薬や併用禁忌(飲み合わせの悪い薬の組み合わせ)を発見しやすくするというもの。啓発ポスターでは、主人公・猫猫(マオマオ)の名セリフ「これ、毒です」を使って併用禁忌を説明した。
薬屋のひとりごとは、花街で薬師をしていた猫猫が後宮の女官となり、薬と毒の知識を生かして謎解きに挑む物語。「猫猫の推理を通して、日常に潜む“毒”や“薬”の知識などを学ぶこともできる作品」(厚生労働省)という。
テレビアニメは、日本テレビ系列で毎週土曜日深夜(日曜朝)に放送中。日向夏さんによる原作小説は、シリーズ累計3100万部を超える人気作となっている。
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