ニュース
JR東が新たなベンチャーキャピタル設立 アドテク・物流などに最大50億円投資 シンガポールで
JR東日本が、シンガポールを拠点とする新たなコーポレートベンチャーキャピタルを、同月下旬に設立すると発表した。アドテクや物流など、JR東の事業とシナジーを見込める海外スタートアップに最大50億円を投資するという。
JR東日本は2月7日、シンガポールを拠点とする新たなコーポレートベンチャーキャピタルを、同月下旬に設立すると発表した。アドテクや物流など、JR東の事業とシナジーを見込める海外スタートアップに最大50億円を投資するという。
投資する分野はアドテク・物流に加え、Eコマースやリテールテックなど。いずれもJR東が提供するサービスとスタートアップの連携を見込む。例えばアドテクの分野では生成AIやXRなどを活用した広告の価値向上を期待するという。投資する事業範囲は今後拡充も検討する。
「JR東日本グループの事業変革と成長戦略を加速させる技術やビジネスモデルを有するスタートアップを対象に、およそ5年間で1件当たり数千万円から数億円程度を出資する」(JR東)
関連記事
- 東京駅で荷物を預かり、当日中にホテルへお届け JR東が実験 手ぶら観光を後押し
東京駅で荷物を預かり、当日中に滞在先ホテルへ配送する実証実験が11月11日に始まった。事前予約は不要で、受付時間は午前8時から午後4時半まで。一般的な配送サービスよりも安価で利用できる試みだ。 - 駅のロッカーで荷物受け取り、冷蔵もOK JR東
JR東日本が新型スマートロッカーを首都圏に導入。冷蔵機能を搭載したロッカーも導入し、多様な利用ができるようにする。 - サイバーエージェント、AI事業本部を発足 AI活用強化へ
サイバーエージェントが、AI事業本部を発足させた。AIを活用したデジタル広告事業の強化や、新規AI事業の開発を行う。 - Suicaでビルの入退館 ゲートにかざすと受付完了 JR東など実験
JR東日本スタートアップなどが、「Suica」を活用してビルを入退館する実験を始める。来館者はSuicaのIDを事前登録し、ビルのゲートにSuicaをかざすと入退館できる。 - JR東、ネット銀行に参入 2024年春にスタート ATMの現金引き出し手数料無料
JR東日本は、同社子会社のビューカードとともに、デジタル金融サービス「JRE BANK」を2024年春に開始すると発表した。資産を増やすという金融サービスの価値に加え、JR東日本グループの事業領域を生かした特典の提供などを予定している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.