愛知医科大、“PC操作ミス”で受験生80人を誤って不合格に 2次試験の2日前に発表
愛知医科大学は、医学部の選抜試験において受験生80人を誤って不合格にしていた発表した。原因はPCの操作ミスで、一部受験生の得点が実際の点数よりも低くなっていたという。
愛知医科大学は2月20日、医学部の選抜試験において受験生80人を誤って不合格にしていたと発表した。原因はPCの操作ミスで、一部受験生の得点が実際の点数よりも低くなっていたという。対象の受験生80人には個別で電話やメールで連絡して、22日に開催する第2次試験に案内するとしている。
判定ミスがあったのは「令和6年度医学部大学入学共通テスト利用選抜(前期)」で、共通テストの結果から合否判定を行う試験形式。「大学入試センターから提供された当校出願者の個人成績を当校所定の様式に展開する際、PCの操作ミスにより、一部受験生の得点が実際の得点よりも低く置き換わっていた科目があった」(同校)という。
同校は「受験生ならびに関係者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます」と謝罪。対象の受験生には個別連絡し、22日に開催する第2次試験へと案内する。22日に受験できない人に対しては、25日を振替日として設けるという。
なお国立大学協会によると、国立大学の第2次試験前期日程は25日から行うとしている。
同校は再発防止策として「今後は入試資料のチェック体制を見直し、強化を図る」と発表している。
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