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リアルな猫型ロボット、セガトイズが発売 ぬくもりに心音、ゴロゴロ音まで再現
セガトイズは21日、外観や動きがリアルな猫型ペットロボット「KIMIT ラグドール」を発表した。
セガトイズ(東京都品川区)は2月21日、AI技術を活用して“猫らしさ”を追求したリアルな猫型ペットロボット「KIMIT ラグドール」を発表した。「猫の日」の2月22日からKIMITの公式ECサイトで販売する。価格は3万3000円。
産業用ロボットメーカーの中国Elephant Roboticsと共同開発。100匹以上の本物の猫の動きをデータ化し、ディープラーニングを重ねて本物と同様の動きを再現することに成功したという。
毛並みや肉球の柔らかさに加え、瞳孔が開閉する様子、喉から出るゴロゴロ音など細部までこだわった。稼働部は首と尻尾、液晶パネルを使った目に限られるものの、音に反応して上を見上げたり、しっぽを振ったりと猫らしい動きをする。抱いた時には温かさや心音も伝わるという。
セガトイズは「なんといっても撫で心地と抱き心地に最もこだわった。物理的なぬくもりだけでなく、心まで温まる癒しと楽しみを提供する」としている。
同社が20〜70代の男女2575人を対象に実施した「ペット飼育に関するアンケート」では、85.9%の人が、住環境や資金面などの問題により「猫が好きだが飼えていない」と回答した。「飼いたいけど飼えない、猫好きの方への新たな選択肢」としてペットロボットを提案するという。
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