ニュース
キヤノン、レンズ交換式デジタルカメラで世界シェア1位をキープ 21年連続で
キヤノンは、レンズ交換式デジタルカメラの2023年世界シェア(台数ベース)においてトップを達成。2003年から21年連続で1位をキープすることとなった。
キヤノンは2月20日、レンズ交換式デジタルカメラの2023年世界シェア(台数ベース)においてトップを達成したと発表した。2003年から21年連続で1位をキープすることになる。
同社は1995年にコダックと共同開発した「EOS DCS 3」を皮切りに、2000年には完全自社開発の「EOS D30」をリリース。シェアトップとなった2003年には、EOS Kissシリーズ初のデジタル一眼レフ「EOS Kissデジタル」が登場した。
2012年にはキヤノン初のミラーレス一眼「EOS M」を発表。2018年にはEF-Mマウントとは異なる大口径かつショートフランジバックのRFマウントを採用した「EOS R」が登場。現在では、Kissの後継モデルとなる「EOS R50」からハイエンドの「EOS R3」まで、RFマウント採用デジタルカメラを幅広く展開している。
なお、キヤノンによると2023年9月に開催されたラグビーワールドカップ2023フランス大会において、報道用カメラ使用率においてキヤノンがトップ(準決勝・3位決定戦・決勝の計4試合における使用率の平均)だったとしている。
関連記事
- なぜ今、カメラ各社が新マウントを出すのか
カメラ各社が新マウントのミラーレス一眼を相次いで発表している。なぜ今なのか。カメラのマウントを巡る状況はどうなっているのか。そんな話。 - さらば「EOS Kiss」 登場から30年でブランド終息へ 後継モデル「R50」登場
キヤノンは、同社のエントリー向け一眼カメラ「EOS Kiss」シリーズのコンセプトを継承したAPS-Cミラーレス「EOS R50」を発表した。Kissの名前はないが、エントリー層をカバーしつつ、より広くミラーレスの魅力を伝えるモデルとして展開する。 - 親子愛の伝道師「EOS Kiss」30年の歴史 「テキトーに僕らを撮らないで」は何年前?
キヤノンから「EOS R50」が発売され、明言はしていないものの業界筋的には「Kissの名が付くカメラはもう出ないだろうな」という感じになっている。EOS Kiss誕生から30年という節目の年でもあるので、ここでちょいとEOS Kissの歴史を振り返ってみたい。 - そこまで削るかキヤノン! 「EOS R100」が小さくて軽くて廉価な理由
キヤノン「EOS R100」には驚きましたな。「EOS R50」の発表から3カ月で、さらに小さくて軽くて廉価なカメラが登場したのだから。では「EOS R10」、R50、R100の3つを簡単に比べてみよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.