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サイバーコネクトツーが臨時休業に 鳥山明さんの訃報受け、社長が宣言 「悲しいものは悲しい」
サイバーコネクトツー臨時休業のお知らせ──ゲーム開発を手掛けるサイバーコネクトツー(CC2)の松山洋社長はX上でそのように宣言した。3月8日に公表された、漫画家・鳥山明さんの訃報を理由としている。
サイバーコネクトツー臨時休業のお知らせ──ゲーム開発を手掛けるサイバーコネクトツー(CC2)の松山洋社長はX上でそのように宣言した。3月8日に公表された、漫画家・鳥山明さんの訃報を理由としており、松山さんは「弊社スタッフはみんな帰ってください。悲しい時はちゃんと悲しんでください」などとコメントしている。
CC2は、鳥山さんが描いた漫画「ドラゴンボール」を題材にしたゲームソフト「ドラゴンボールZ KAKAROT」(PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switchなど)を開発/販売していた。このため、松山さんは「『ドラゴンボール』という作品を預からせていただいているゲーム会社として、喪に服すという形でサイバーコネクトツーは本日は臨時休業とさせていただきます」とXで投稿した。
鳥山さんの訃報を知った後、松山さんはオンラインミーティングの最中に泣いてしまい、仕事にならなかったという。それでも自身は仕事を続ける考えで、「本日はご来客も会食も予定していますが、私一人ですので大丈夫です(途中で泣いたらごめんなさい)」としている。
「弊社スタッフはみんな帰ってください。悲しい時はちゃんと悲しんでください。出来ればまた来週の月曜日から一緒にお仕事を頑張りましょう」(原文ママ)
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