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コラム

60年前の電卓を見てきた 初号機からマウスと合体した“変態”モデルまで、キヤノン電卓勢ぞろい(2/4 ページ)

世の中で最初に浸透したデジタルガジェットといえば電卓だろう。そんな電卓を作り続けているメーカーの1社がキヤノンだ。2024年10月で発売から60年を迎えるにあたり、メディア向けに説明会を開催。初号機が見られるというので、品川の本社まで出向いてみた。

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たった10年で卓上→手のひらサイズに

 その横には、歴代の電卓たちが並んでいた。写真とともに紹介していこう。


展示されていた中で次に古い「パームトロニック8 ミニ」。1975年に発売された小型電卓で、単3電池2本で稼働し、蛍光表示式のディスプレイを採用している。8桁しか表示できないとはいえ、たった10年で手のひらレベルになった。なお、持ち運べるポケットタイプとして、1971年に「LE-10」が登場している

キヤノーラ130とパームトロニック8 ミニを並べた様子。10年でここまで小型化した

「T19」は、プラスチック液晶を採用した初のクレジットカード型電卓。ソーラーパネルで駆動する

こちらの「LS-52」は、スラント(斜め)キーを採用した薄型ソーラー電卓

オートダイヤル、電話番号記録機能が付いた8桁電卓「DF-300」

電話番号を50件メモリーできる電卓「DM-1000」

アラーム、時計、電卓が一緒になった「CC-10」

時計やアラームが見やすいよう、液晶部分を手前に引き出すことができる

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