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楽天グループ、金融子会社を統合へ 正式発表 楽天銀行は上場維持
楽天グループは4月1日、楽天銀行を含むグループのフィンテック事業の再編に向けて協議を始めることで基本合意したと正式に発表した。
楽天グループと、関連会社の楽天銀行(楽天グループの持ち株比率:49.27%)は4月1日、楽天銀行を含むグループのフィンテック事業の再編に向けて協議を始めることで基本合意したと正式に発表した。
楽天銀行、楽天カード、楽天証券ホールディングス(HD)、楽天インシュアランスホールディングスなどの金融事業を1つのグループに集約する計画。楽天銀行の上場は維持する方針だ。監督官庁の許認可を得た上で、2024年10月の統合を目指す。
楽天証券HDは上場する方針を発表済みだが、再編を行う場合は、上場しない可能性について協議するという。
再編は、「フィンテック事業のエコシステムの更なる拡大と競争優位性の向上」が狙いとしている。
楽天グループによる発表に先立ち、日本経済新聞の4月1日朝刊は、楽天グループが金融子会社を再編し、一つのグループに統合する方針を固めたと伝えていた。
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