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丸紅、スマホ買取・販売の「イオシス」に出資
丸紅は、イオシスホールディングス(イオシスHD)と資本業務提携を結び、スマートフォンリユース事業に参入する。スマートフォンやPCなどのIT機器買取・販売事業を手掛けるイオシスの親会社で、今回の出資によりイオシスHDは丸紅の持分法適用会社となる。
丸紅は4月4日、イオシスホールディングス(イオシスHD)と資本業務提携を結び、スマートフォンリユース事業に参入すると発表した。スマートフォンやPCなどのIT機器買取・販売事業を手掛けるイオシスの親会社で、今回の出資によりイオシスHDは丸紅の持分法適用会社となる。
イオシスHDは、東京や大阪、兵庫、名古屋、福岡などの店舗に加え、ECにおいてIT機器のリユース事業を展開するイオシスの他、リユース機器の検品や再生業務を手掛ける子会社のアレスタを傘下に収める。一方、丸紅はスマートフォン・PCの法人向けリユース事業を手掛けるモバイルケアテクノロジーズを子会社に持つ。
今回の提携により、イオシスは販売・仕入のチャネル拡大や、取扱商品の拡充の他、コーポレート機能を強化。強固な経営基盤を構築する。また丸紅は、イオシスが持つサービスや商材に、丸紅の持つ取引先ネットワークを活かすことで消費者向けリユース事業の強化を図るとしている。
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