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「スマホ壊れたらまじでしぬ」――ローチケの仕様変更で物議 運営「誤解を招く表現で申し訳ない」(2/2 ページ)

「スマホ壊れたらまじでしぬ」――ローソンの電子チケットサービス「ローチケ」が4月3日に実施した仕様変更が物議を醸している。

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なぜ仕様変更したのか?

 その上で、仕様変更の理由を「不正・転売の防止の更なる強化が目的」であると説明する。ただし、スマートフォン/SIMカード依存のシステムを採用した理由や、識別方法について確認したものの「システムの詳細については、不正・転売防止の観点から控えさせていただきます」と明かさなかった。

 もともと、機種変更やアプリの再インストールで電子チケットが表示されなくなった場合でも、問い合わせ窓口まで連絡すれば再表示できる仕様となっていた。だが、当初案内にその記載がなく、これが混乱の一因にもなっていたといえる。同社は「分かりづらい表現になっていた」として、現在は表記を修正している。


機種変更、アプリ再インストール、SIMカードの移行を行うと電子チケットが削除に

同公社にチケットを分配する場合の対応

 ただし、問い合わせは可能なものの、現時点ではWebフォームでの申請のみとなっており、緊急時のレスポンスに不安が残る。こちらについては「電話での問い合わせ策も準備している」と述べており、将来的には解消される見込みとしている。

任意のチケットダウンロードは「今後対応予定」

 なお、競合のイープラスもローチケと同様、電子チケットをダウンロードしたあとスマートフォンの機種変更や、アプリを再インストールするとチケットが消失してしまう。ただし、ローチケと異なりチケットを任意のタイミングでダウンロードできるため、機種変更後であったり、ライブの開演前にダウンロードしたりといったことが可能だ。

 この点について同社に聞くと、「ダウンロードについては、今後任意で選べるように仕様を変更予定です」との回答があった。当面、ダウンロード後に機種変更する必要がでてしまった場合などは、窓口に問い合わせることになりそうだ。

 また、KDDIのpovo、楽天モバイルのUN-LIMITなどの一部環境、eSIM/デュアルSIMの一部端末において、認証が動作していない事象を確認しているという。こちらについては「改善に向けて調査検討を進めておりますのでご了承ください」としている。

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