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HOYA、めがねレンズの出荷を一部再開 不正アクセスによるシステム障害から「一部が回復」
HOYAは12日、出荷を停止しているレンズについて、一部商品の受付を再開すると発表した。
HOYAは4月12日、出荷を停止しているレンズについて、一部商品の受付を再開すると発表した。復旧作業は続いているが、システムの一部が回復したためという。
12日から累進レンズと単焦点レンズ7製品(単焦点レンズは在庫のみ)の受付を再開した。レンズの付加加工やコートも種類によっては対応できる。
HOYAは、告知の中で限定的な受け付け再開となったことを謝罪した上で、「1日でも早い全面正常化を目指して対応を続ける」とした。なお、11日には眼鏡店チェーン「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックが一部の累進レンズなどHOYAのシステム障害の影響で販売を停止してた商品の取り扱いを再開していた。
HOYAは、今月4日に国内外の事業所で第三者による不正アクセスに起因するとみれるシステム障害が発生したと発表。関連会社のセイコーオプティカルプロダクツもその影響で、一部のレンズで製造停止や遅延が発生していると明らかにしていた。
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