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復活した「ポラロイド」の新製品、アナログだけどイマドキだった 専用アプリでエモい写真をシェア荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)

あの「ポラロイド」が日本で再度復活を果たす瞬間を見てきた。2023年秋に欧米で発売されたPolaroidのフラッグシップモデル「I-2」の日本での発売が発表されたのだ。

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最上位モデルの「I-2」とフィルムが日本でも

 今回、日本での発売が発表された「I-2」は往年の名機「SX70」を超えるべく開発された上位モデルだ。


往年のポラロイドらしさを残しつつ、一からデザインされた「I-2」

 4年かけてすべてを一から開発したカメラだという。ちなみに日本のエンジニアも関わっている。かつてオリンパスでデジタルカメラの開発を手がけていたエンジニアがレンズ開発を担当したのだ。


レンズ開発に携わったお二人はオリンパス出身のエンジニア。小島氏はオリンパスの後、コダック社のデジタルカメラも率いていた

 レンズは98mmで開放でF8。フィルムサイズが大きいので35mm判換算にすると38mmくらいで扱いやすい画角だ。

 I-2は、ポラロイドのインスタントカメラとしては初のマニュアル露出機能を持つ上位モデルだが、操作やスタイルは非常にシンプルでかつてのポラロイド社のカメラらしい。

 レンズの向かって左にある赤いボタンがシャッター。

 右上にはLiDARを使ったAF用センサー。右下はファインダーだ。


正面から。ファインダーを覗いて構えるとポラロイドらしい独特のスタイルになる

 ファインダーはけっこう大きくて見やすい。

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