Beats、独自チップ搭載のワイヤレスヘッドフォン「Solo 4」発表
Beatsは30日、「Beats By Dr. Dre」ブランドのワイヤレスヘッドフォン「Beats Solo 4」を発表した。
「Beats By Dr. Dre」ブランドのオーディオ機器を展開するBeatsは4月30日、ワイヤレスヘッドフォン「Beats Solo 4」を発表した。5月2日からAppleのオンラインストアで、5月14日から店頭でも販売する。直販価格は3万2800円。
Solo 4は、カスタムメイドの40mm径ドライバーを搭載したヘッドフォン。「UltraPlush」と呼ぶオンイヤー型(耳のせ型)のクッションは耐久性に優れ、人間工学に基づく角度のイヤーカップやサイズ調整が可能なスライダーと併せて装着感を高めたという。重量は217g。
新たに「空間オーディオ」にも対応した。ジャイロスコープと加速度センサーを搭載し、頭の動きを検知する「ダイナミックヘッドトラッキング」に対応。例えば、右側から聞こえた音の方を向くと、今度は正面から聞こえる。
USB-C(USB Type-C)経由による充電やロスレス再生にも対応する(最大48kHz/24bit)。さらに3.5mmステレオミニジャックも備え、付属のケーブルで有線接続も可能だ。
チップはBeats独自に
先代の「Beats Solo3 Wireless」は、Appleシリコンの「W1」チップを採用し、「AirPods」に近い使い勝手を実現していた。今回のSolo 4は、チップこそ「Beats独自」のものに変わったが、iOSデバイスとAndroidデバイスの双方で「優れた互換性」があるという。
例えば、iPhoneでもAndroidでもワンタッチでペアリングできる。紛失したときは「探す」(iPhone)、「デバイスを探す」(Android)が使える。iOSデバイスでは「Hey,Siri」も有効だ。Beatsは「Appleプラットフォームでは、Appleシリコンでの体験とほぼ同等になった」と胸を張る。
バッテリー性能は25%向上し、最長50時間の連続再生が可能だ。急速充電の「Fast Fuel」にも対応し、10分の充電で約5時間使えるという。なお、バッテリーが切れてもアナログケーブル接続なら音楽は聞ける。
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