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「iPad Pro」は高すぎ…… という人のために「iPad Air」は選択肢になりうるか 新モデルを先行レビュー(3/3 ページ)

炎上や価格など、いろいろな意味でiPad Proの注目度が高くなっている。その一方で、いざ自分が買うことを考えるとiPad Airが気になる……という人も増えているだろう。発売に先駆けて実機を借りられたので、新型Airの先行レビューをお届けしたい。

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Magic Keyboardの微妙なアンマッチ

 他の周辺機器にも触れておこう。

 Smart Folioは、前世代のiPad Air(第4〜5世代)と共通。3段階に傾きを変えることができる。

 Magic Keyboardは、アルミ製で若干軽くなった新モデルは使えず、前モデルのiPad Pro(11インチの場合、第4世代以前)のものと共用となっている。だが、カメラ部分の切り欠きがiPad Pro仕様なので、穴が大きくて少し不細工なのは変わらず。4万9800円もするのにこのアンマッチは少し納得できない。


Magic Keyboardは前モデルのiPad Proと共用

ただし、カメラ部分の切り欠きはフィットしない

 ちなみに、13インチの方も事情は同じでこちらは5万9800円。

iPad Airがカバーする領域は広がっている

 iPad Pro(M4)の高性能は素晴らしいが、あちらは円安の影響もあってハイエンドの「プロ用機材」になってしまった感がある。一般的なプロ用途には、iPad Airは十分役に立つと思うので、検討されている方は参考にしていただきたい。多くの用途はM2で十分まかなえる。

 価格は11インチモデルが9万8800円から、13インチモデルが12万8800円から。過去のAirの価格を知ると割高に感じてしまうが、性能アップとApple Pencil Proへのサポート、13インチモデルの追加を考えると「Airでできること」は増えたように思う。

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