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Google、“同席しているみたい”なWeb会議「Starline」をHPとの提携で2025年に商品化へ
Googleは、2021年のI/Oで発表した、リアルにそばにいるように感じられるWeb会議システム「Project Starline」を2025年に商品化すると発表した。HPとの提携で、世界中に提供していく計画。ZoomやGoogle Meetで使えるようになる見込みだ。
米Googleは5月13日(現地時間)、米HPと提携し、「Google I/O 2021」で発表したオンラインコミュニケーションシステム「Project Starline」を2025年に商品化すると発表した。
Project Starlineは、3D画像、高解像度カメラ、深度センサー、独自開発のライトフィールドディスプレイを使用して、画面の両側にいる発信者に臨場感のある体験を提供するビデオ通話ブース。2022年にはSalesforceやWeWorkなどのオフィスでのテストを開始した。
「HPのコンピューティングに関する専門知識と(傘下のWeb会議ソリューションブランドである)Polyへの投資を組み合わせることで、HPは(Starlineのような)革新的な体験を世界中に提供できる独自の立場にある」とGoogleは公式ブログで説明している。
Googleは、Starlineを「Zoom」や「Google Meet」などのWeb会議サービスで直接使えるように取り組んでいるという。
Googleは翌14日に年次開発者会議「Google I/O 2024」を開催するが、Project Starlineの「詳細については今年後半にお知らせする予定」という。
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